『世界が100人の村だったら』という本は世界の人口60億人をぎゅっと縮めて100人だったら世界はどうみえるかという本で、読まれた方もいらっしゃるかとおもいます。
その本で、「100人のうち20人がお金持ちで80人分の富を独占しています。そのうち超金持ち13人はすべてアメリカ人です。」というようなくだりが出てきます。そのあたりは感覚的に納得がいったのですが、
■「100人のうち10人は同性愛者です。」という部分には少なからず衝撃を受けました。
真に受ければ、私は男子校の高校に在籍していたのですが、45人のクラスメートのうち4人か5人はホモ男だったということ!
ちょっと信じられない思いです。(私は同姓愛者に対して中立的立場で、否定的でも肯定的でもありません。)
イギリスは同姓愛者に関しては、日本などと比べれば、寛容な社会です。ソーホーなどロンドンの中心街へ行けば、虹色の看板が目印のパブが何軒も軒を連ねていて、同姓愛者が肩を寄せあっていますし、なにもロンドンだけでなく、地方都市のバーミンガムあたりでも同様の光景を目のあたりにすることができます。もっともパブはゲイがメインでレズはあまりそういった場所にはいないようです。
イギリスには『TIME OUT』というタウン誌があるのですが、(『東京ウォーカー』のような週刊誌)もはや『音楽コーナー』等と同様に『ゲイコーナー』は独立した形で組まれています。
イギリスの芸能人にもゲイが何人もいます。その影響からかゲイがファッション化している節があり、それには胸が悪くなります。先天的なものであれば仕方がないでしょう。しかしまやかしであるならば、いただけません。
日本でも三島由紀夫の『仮面の告白』などはその例になると思いますが、あくまでも非日常の話として私たちは受け止めたわけで、今に至るも同姓愛者は市民権を得てないのが現状ではないでしょうか。
ロンドンでも同姓愛は日常とは言いませんが、そういう人達がいるという事実を受け止め、共存しているあたりは成熟度が高い社会なのかもしれません。