イギリス文化 現代美術

 

イギリス文化 現代美術

特に1990年代後半からイギリスのアートは盛り上がりを見せています。 イギリスのアートをめぐるエピソードや諸事情をまとめています。

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アートはセンセーショナル!

クリスティーズで一般向けの講座を取っていた。コンテンポラリーアートマーケットについて、週一回、夜に行われるコースだ。

クリスティーズは、サザビーズなどと並んで、オークションハウスとして有名であるが、ここの教育部門はたいしたものだ。毎週多彩なゲストスピーカーを招いて、とても刺激的なトークが交わされている。

先日は世界的にもかなり名の知れたギャラリーのダイレクターが登場した。彼によれば、コンテンポラリーアート界はかなり排他的なのだそうだ。

ある一部の有力者がコンセンサスを作り上げていくことによって、アーティストが「発見」され、育てられていく。一部の有力者というのは、トップレベルのコレクター、ギャラリーダイレクター、批評家、アーティストだという。

言い換えれば、良くも悪くも彼らに「見出され」なければ、西欧のコンテンポラリーアート界(いまのところ世界のコンテンポラリーアートを席巻しているマーケット)という文脈の中では、アーティストの成功は難しいということ。

逆に言えば、いくら作家がいい作品を作っているからといっても(いい作品の定義は難しいですよ)、彼らに取り入れられなければ、現状は大きな流れになっていきづらいということ。

それを聞いていた、受講者の一人が、「それすごいムカツクわね!」なんて言ったのを口火に、質問コーナーも大いに盛り上がっていきました。

アート業界は面白い!


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